最近始めた、趣味の話。

石垣島で
カヤックやSUPのガイドをしていると、
たまーに、
息をのむほどキレイな景色や
ハッとするような
自然の芸術みたいなものに出会います。

例えば、朝の宮良川。
宮良川は朝がキレイ。
水面が穏やかで、風もなく、
小さな波すら入ってこない時には、
雲やマングローブが
水面に鏡の様に映り込むのです。
まさにミラーリバー。

例えば、蜘蛛の巣。
ある日の早朝、
自宅の目の前のサトウキビ畑に
朝露に濡れた蜘蛛の巣が。
よく見ると
朝露によって、
幾何学的な模様が浮き上がっているのです。
小さな蜘蛛が作り出した、
芸術です。

例えば、アカショウビン。
くちばしから足まで、
真っ赤なカワセミ。
緑色のマングローブをバックに、
右から左へ。
鳴き声とともに、飛ぶ姿は本当に
『火の鳥』
夏が過ぎると、
東南アジアへ渡りをするのですが、
群青色の海と、天色の空の間を
飛ぶ火の鳥は、
これまたキレイなんでしょう。

というわけで、
石垣島に住んでいると、
こんなにもキレイな景色や生き物たちに
出会えるわけなのですが、
そうしたものことに囲まれていると、
芸術や美術とは縁遠かった僕も、
影響を受けるわけでして。
ガイドとして観たり、感じたりした
自然の美しさを
形に出来ないものかと、
思うわけです。

その時、思い出したのが、
糸掛け曼荼羅。
旅行先のカフェで見かけた作品が
とてもキレイだったことを思い出して、
作ってみようと思いました。

ちょうど休業中ということもあり、
いくつか仕上がり、
なかなか気に入っています。
このHPでも
ちょこちょこ
紹介していきたいと思いますので、
ぜひ見ていってくださいませ！

最後に
初めて作った緑色の曼荼羅を。
マングローブと水を
イメージした曼荼羅です。