2月23日(水)停滞前線と大陸高気圧
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2月23日(水)停滞前線と大陸高気圧
この冬は、大陸の高気圧が強まり、八重山地方への張り出しが大きい日が続いています。
しばらく天候も悪く風が強い日が続いております。
特に先日23日(水)は、停滞前線の影響で降雨が強まり、大陸から張り出す高気圧に伴う寒気の影響で、強風も吹いていました。
石垣島のアメダスを見てみると、
22日の夜から東寄りの風が南東へと変わり、23日の未明まで南東寄りの風が吹いていました。
この日は朝は暖かく気温も20℃を超えていました。
おそらく停滞前線の南側に石垣島が位置しており、南の海上から暖かく湿った空気が流れ混んでいたようです。
11時頃になると、風向きが北に変わり、気温も2℃も下がっています。
大陸からの高気圧の張り出しに押され、停滞前線が南下して石垣島を通過したようです。
降水量も10時~11時の間で5mm/Hを観測、前線通過の影響と思われます。
その後、高気圧の張り出しによって、
23日12:25に北風22/hの最大瞬間風速を観測し、
夜まで北北東の風が6~8m/sで吹いていました。
高気圧の張り出しと、それに伴った寒気と南海上からの湿った空気の境界に出来た前線によって荒れた天気となりました。
今年は関東でも雪が降ったり、
東北や北海道では、爆弾低気圧による歴史的な豪雪に見舞われており、
冬の気象にも注意をしながらツアー運営をしていきたいと思います。
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