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石垣島各地に軽石漂着

先日もコラムに載せましたが、
宮良川以外にも、石垣島各地に軽石が漂着しています。

11月26日に北部の明石海岸、伊原間海岸で軽石が確認されてから、
伊野田海岸、登野城漁港、石垣港などで漂着が確認されています。
石垣島だけでなく、竹富島、小浜島、鳩間島、西表島でも軽石漂着が報告されています。

宮良川に流れてきた軽石は、小さく米粒状のものが多かったですが、なかには大きい軽石もあるようです。

石垣市では、オイルフェンスなどを設置して港内に入るのを防ぐなどの対応策を検討中とのこと。

宮良川のマングローブカヌーやSUPには、今のところ影響はないですが、
エンジンを使うダイビングやシュノーケルの仲間たちは、気が気でないはず…( ﾟДﾟ)
島人の生活の足でもある、離島フェリーも心配ですし、
養殖業にも影響があるようで、観光業以外でも心配は尽きません…。

昨今、自然破壊や環境問題などが取り上げられていますが、
改めて自然には人間は勝てるはずがないのだと思いました。

水に浮く、小さなものであれば米粒ぐらいの石のせいで、てんやわんやな状態。
インターネットやスマホを使いこなして、
飛行機に乗れば、石垣島から東京へ3時間ほどで移動できる文明を持っていても、
海からやって来た軽石には、人間はなすすべ無し。
今のところ地道に除去していくしかないのです。
繰り返された自然の営みを前に、人間はちっぽけななんだと感じました。

とはいえ、自然には力を合わせて立ち向かっていったのも人間です！

石垣市環境課では、緊急時には県と協力して回収ボランティアを募る。としております。
人工知能がもてはやされる現在ですが、最後はやはり人間自身のちから！
今の文明や技術も、力を合わせて自然に立ち向かうことで、形作られてきたもの。
軽石問題にも、力を合わせて解決に向かっていきたいですね^_^