12月の熱低台風へ発達~アメリカでは竜巻被害
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12月の熱低台風へ発達~アメリカでは竜巻被害
今年もあと3週間ほど。
街中ではクリスマスに向けて、うきうきした雰囲気になっています^_^
が、、、
日本のはるか南のカロリン諸島では熱帯低気圧が発生しています。
12月に入っても熱帯低気圧は発生しますし、台風へ発達することもあります。
先日も、北日本周辺に被害をもたらした爆弾低気圧が日本海を進んでいたころ、
小笠原諸島周辺に台風21号が接近していました。
12月と台風、イメージがつながらないかもしれませんが、
12月でも1~2個ほどの台風が発生しています。
本州へ接近することが少ないので、あまりイメージは湧きませんよね。
カロリン諸島で発生した熱帯低気圧も15日頃に台風へ発達しますが、
日本へは接近しない予想となっています。
ところがこの台風はかなり発達するようで、
18日09時の予報で、
中心気圧:950hPa
中心付近の最大風速:40m/s(80kt)
最大瞬間風速:60m/s(115kt)
と、強い台風になる予想です。
フィリンピンなどで大きな被害が出ないといいのですが…。
一方、アメリカでは昨日、竜巻が多数発生して甚大な被害が出ました。
南部や中西部の6つの州で10日夜から11日にかけて竜巻が相次いで発生し、
建物が倒壊するなどの大きな被害が出ました。
南部ケンタッキー州では、
工場が倒壊し、約110人ががれきの下に閉じ込められたと見られています。
広い範囲にわたって住宅が原形をとどめないほどに壊れ、
ケンタッキー州のベシア知事は11日、
竜巻による被害が出た地域は州内だけで320キロ以上にわたるとした上で
「死者は100人以上になることも考えられる」と発表しました。
【スーパーセル】と呼ばれる巨大な積乱雲によって
多くの竜巻が起きたとみられると考えられています。
アメリカ南部や中西部では南のメキシコ湾から湿った空気が流れ込み、
一方で、西にあるロッキー山脈を越えて乾いた風が吹くため、
低気圧が発達する際に強い上昇気流が発生しやすく、
過去にも竜巻による被害が相次いでいるということです。
ただ12月は竜巻が多数発生することは珍しく、
これだけ多くの竜巻が発生するとは、現地でも想定外で夜間でもあったため、
被害が拡大したようです。
アメリカ歴史上最大規模の竜巻被害をもたらした竜巻群、
行方不明者の無事と、復興を心から願います。
石垣島でも、昨日まで暖かな陽気でしたが、
朝から北よりの風が強く吹いています。
大陸の高気圧が張り出した影響で、10m/s近くの風が吹きました。
冬の時期だからといって、
風害への注意は怠らないよう、日々の仕事や生活で注意するよう心がけていきたいです。
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