覗き穴にドロバチ
石垣島に住んでいると、色んな生き物が家に入ってきます。
特に多いのが、ヤモリとドロバチ。
ヤモリは悪さもせず、害虫を食べてくれるので、
なかなか良い同居人です。
ドロバチの方も、刺してくることもないし、
青い金属のような光沢がキレイなハチなので気に入っています。
ドロバチって呼んでいるけど、
本当はルリジガバチというハチらしく、
なぜドロバチと呼んでいるかというと、
泥で巣を作るから。
その巣にエサになる獲物を入れて、
ついでに卵も産みつける。
卵から子供が出てくると、
そこにあるエサを食べながら成長する、
という仕組み。
自然というのはよく出来ていますね~
先日、玄関の覗き穴が
このドロバチの巣でふさがっていることに気づきました。
ピッタリとフタをされた覗き穴。
そんな使うものではないけれども、
巣の中がどうなっているのか気にもなるので、
フタを開けて中を見てみました。
ごめんなさい、ドロバチ…
爪楊枝で崩していくと…
エサになる小さなクモが6匹ほど出てきました!
毒か何か注入されたのか、
死んでいるものもいれば、少し足を動かしているものもいる。
ハチの卵は、クモに産み付けられているらしいので、
小さなビンに入れて、
子供が生まれてくるまで観察してみよう。
大人の自由研究。
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